ノスドリルとは

ノスドリルとは刃径(開ける穴の大きさ)は変わっても、シャンク径 (ドリルを掴む場所の太さ)は変化しないドリルのことを言います。

また、多くの場合はシャンク径よりも大きな刃径を持ちます。

例えば、下記のノスドリル13型であれば、刃径はφ14mm, φ16mm, φ18mm, φ20mm, φ22 mmのドリルがセットになっていますが、シャンク径は全てφ13で変化しません。

[blogcard url=”https://www.monotaro.com/g/01075415/”]

このようなシャンクの事を”ノス型シャンク“と呼びます。

またノス型シャンクはストレートシャンクの一種です。

ノス型シャンクのメリット

ボール盤や電動ドリルで穴あけをする際、φ13の刃物を把握しつつ、さまざまなサイズの穴加工が可能になります。

例えば、下記の卓上ボール盤は把握はφ13mm。ですが、ノスドリルを使用することで、13mm以上の大きさの穴あけに使用することが可能です。

このボール盤を改造することなく、上記のノスドリル13型を用いることで、φ14mm, φ16mm, φ18mm, φ20mm, φ22 mmの穴を開けることが可能です。
 

ノスドリルメーカー

ノスドリルはさまざまなメーカーから発売されております。

ナチ、日立ツール、未来工業、イシハシ精工、フクダ精工等


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です