水平器とは水平・垂直・45度を確認する測定工具。 別名水準器 (すいじゅんき)やレベルと呼ばれています。
水準器の選び方
水平器の長さ
水平器は10cm程度の小型の物から2mを超えるものがあります。 長いものを用いれば長い範囲の水平を一度に測定可能です。 用途に合わせて長さを選んでください。
磁石付き
建物の鉄骨など、鉄製のものを測定する場合、磁石付きのものを選ぶと便利です。
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測定角度
水平・垂直に加え、45度など傾斜を測定必要な場合、必要な角度を測定出来るものを選びましょう。
排水管芯出しレベル
排水管の芯出しレベルには専用のレベルが便利です。
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水準器の種類
丸型水平器
一般的な水平器は線の水平や垂直を測定するための工具ですが、丸型水平器は面の傾斜を測定する工具です。
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デジタル水平器
気泡管の中の傾きをデジタル液晶画面で表示してくれる水平器。
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メリット
気泡の傾きを数値で表してくれるので、作業効率が上がる。 作業者が変わっても読み取りの技術を必要とせず、同じ基準で作業が可能。
デメリット
価格がアナログなものと比較して高い。 電池が切れると使用できない。 作業環境によっては防塵・防水型のモデルを選ぶ必要があります。
防塵・防水の規格については下記ご参照ください。
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レーザー水平器
建築現場などで使用されるレーザー水平器は、距離・高低差も合わせて図る事ができる。また、床や壁に線を映し、位置を表示させる墨出しも可能。
感度と精度
水準器の感度
JIS規格により定められている。
区分 | 感度 |
一種 | 0.02mm/m |
二種 | 0.05mm/m |
三種 | 0.1mm/m |
気泡を1メモリ移動させるのに必要な傾斜角のことを言う。感度表示は底辺1メートルに対する高さ / 角度が基準になっている。
この数値が小さいほど感度が高い=わずかな傾斜も測定可能。
水準器の精度
水平器を左右に振り替えたときの記法位置の誤差のことを言う。 気泡管の気泡を1メモリ動かすのに必要な傾斜で、底辺1mに対する高さ (単位μm)又は角度 (単位秒)で表します。
使用例
気泡管水平器 (デジタル水平器)
建物と地面が水平か確認する。
足場を組む際、レベル出しを行う。
土台の水平をとる。
工作機械など、設備据付時の水平出し
溶接作業での水平出し
丸型水平器
ターンテーブルの中心に置き、水平を取る。
関連用語 英語 / 中国語
日本語 | 英語 | 中国語 | 拼音 |
水平器
水準器 |
level Spirit
bubble level level |
水准管
水平尺 平水尺 |
shuǐ zhǔn guǎn
shuǐ píng chǐ píng shuǐ chǐ |
精密水準器 | Precision levels | 精密水平尺 | jīng mì shuǐ píng chǐ |
磁石 | magnet | 磁石 | císhí |
角度 | angle | 角度 | jiǎo dù |
感度 | sensitivity | 灵敏度 | líng mǐn dù |
精度 | precision | 精度 | jīng dù |
正確さ | accuracy | 准确性 | zhǔn què xìng |
デジタル | digital | 数码 | shù mǎ |
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