ノスドリルとは刃径(開ける穴の大きさ)は変わっても、シャンク径 (ドリルを掴む場所の太さ)は変化しないドリルのことを言います。
また、多くの場合はシャンク径よりも大きな刃径を持ちます。
例えば、下記のノスドリル13型であれば、刃径はφ14mm, φ16mm, φ18mm, φ20mm, φ22 mmのドリルがセットになっていますが、シャンク径は全てφ13で変化しません。
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このようなシャンクの事を”ノス型シャンク“と呼びます。
またノス型シャンクはストレートシャンクの一種です。
ノス型シャンクのメリット
ボール盤や電動ドリルで穴あけをする際、φ13の刃物を把握しつつ、さまざまなサイズの穴加工が可能になります。
例えば、下記の卓上ボール盤は把握はφ13mm。ですが、ノスドリルを使用することで、13mm以上の大きさの穴あけに使用することが可能です。
このボール盤を改造することなく、上記のノスドリル13型を用いることで、φ14mm, φ16mm, φ18mm, φ20mm, φ22 mmの穴を開けることが可能です。
ノスドリルメーカー
ノスドリルはさまざまなメーカーから発売されております。
ナチ、日立ツール、未来工業、イシハシ精工、フクダ精工等
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